2009年4月アーカイブ

二〇〇九年中国茶之旅:感想

ついに感想を書く事になりました。
ほぼ毎日ブログを更新していますので、
ほとんどの動きなどはご覧頂けます。
お時間のある時にご覧頂ければと思います。

3月24日に広州を離れ、
四川省・成都・名山・蒙頂山
浙江省・杭州
江蘇省・蘇州・洞庭東山・宜興・南京
安徽省・合肥・金賽・鮮花ling・蝙蝠洞・霍山・安慶・祁門
江西省・景徳鎮・九江

移動時間約100時間を超えました。
本当に多くの人と素晴らしい出会いがありました。
皆さんの魂が込められた中国茶を取り扱える事、
感謝すると共に至らない点を一気に補います。

中身の詰まった1ヶ月でした。
お茶の摘み方が違うこと、製茶の程度が違うこと、
状態の見方が違うこと、火の加減が違うこと、
道具が違うこと、時間の配分が違うこと。
「中国茶は生きている」この一言です。

他の方には伝えられない部分も多く見ました。
これは悪い部分を指していますが現実です。
本当に安全でおいしい茶葉を作ることは大変です。
言葉では表現できないほど大変なのです。

茶樹を管理するだけでも非常に大変な事です。
茶葉を一枚ずつ摘み、丁寧な作業が行われ、
素晴らしい形、香り、味わいのある茶葉が出来ます。
本当に本当に本当に大変な事です。

安物が出回る汚れてしまった中国茶の世界。
化学肥料で急速に成長させ、農薬で守られた茶葉。
茶葉は決して悪くないです。悪いのは人間です。
儲けるため、楽をするため、誤魔化すために作る。
悠久なる歴史と守ってきた方々にあまりにも失礼な行為です。

中国では安全な物がどんどん少なくなる現実。
これは認めなければならない現状です。
実際に奇怪な病気なども増えているそうです。
昔は限りなく少なかったのに・・・。

私に言う権利はないのかも知れません。
実際に見てしまうと抑えられない自分がいました。
だから自分が出来ることからしなければ中国に失礼である。
という気持ちで、毎年この中国茶之旅を楽しみにしています。

出張中に店舗にお越し頂いたお客様へ
テイスティングが出来なく大変申し訳ありません。
次回お越し頂いたときには一緒に飲みましょう。

最後に、
中国茶之旅を理解して頂けるお客様、
店舗や教室を管理してくれた社員、
心から感謝申し上げます。

今年も素晴らしい茶葉が取り扱えます。
既に来年の中国茶之旅が楽しみです。(^^;)
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月23日 (10:27) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江西省・廬山雲霧を飲む

午前中は仕事を整理して、
廬山雲霧の取引先を訪れました。
毎年訪れているので今回はアポ無し。(^^;)

皆さんを驚かせて一緒に食事へ。
九江の桂花餅は私とエニーさんが大好きな料理。
写真を撮りたかったのですが・・・。(悲)
楽しみながら一緒に食事をしました。

毎回色々な産地で情報交換をしています。
生産者の方が色々な知識を付けて頂けるように。
私達が歩きながら感じたことや製茶方法の違いなど、
じっくりと話し合いながら今年のお茶を品茶(テイスティング)。

今年の茶葉も出来映えは良いですが、
清明節前の気温が低く生産量が少ない。
他の産地よりも影響が大きくてびっくりしました。
産地により収穫が違うのも中国の偉大さ。

中国茶の低級品の現状を話し合いました。
農薬・化学肥料・色素・香料・潤う為の油・・・。
私は安い茶葉をほとんど口にしません。
中国茶の現状を見ている以上飲めません。

茶葉を歩き見てきた一人として、
社長に告げた言葉をここに記します。
「茶葉は安いにも高いにも理由がある。」
本当に大切な事だと思っております。

中国のレストランなどで出てくるお茶は、
口にしない事が健康の為だと思います。
本日、我が故郷「広州」に戻ります。
店舗には土曜日から出勤します。(^^;)
新茶の整理及び仕分けとテイスティングに時間を下さい。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月22日 (10:18) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江西省・警察の対応

現地の新聞社に報告をしました。
そうすると午後時間がありますか?と、
電話があったので「もちろん」と一言。
午前中に旅行局の外事課に届けを出しました。

公安局の方に直接連絡をして頂き、
今回の案件に力を入れてくれるそうです。
私が外人だったからこの方法がありましたが、
中国の方だとただ待つしかないそうです・・・。(^^;)

出来ることは全てしましたので、
お昼から工場へ戻り最終チェックをしました。
出来れば今日帰りたいのですが・・・。
予定が見えないまま、夕方記者の方とホテルへ。

景徳鎮新聞の記者の方が色々な角度から質問。
ホテルの社長は淡々と質問に答えています。
ドアが壊れていないのに開いていた事を指摘されると、
顔色が変わり口調もガラッと変わりました。

個人的な見解ですが、
部外者が開けるのが非常に困難なドア。
というポイントが重要だと思っているのですが、
証拠がない現状ではどうしようもありません。

派出所まで行き私達の意見を全て述べ、
今後の事は警察に託しましたので次の目的地へ。
知り合いが廬山に行くのでその車に乗せてもらいました。
九江に着いたのは夜中の2時を過ぎていました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月21日 (10:16) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江西省・ホテルのドアが・・・

昨晩は深夜3時過ぎまで書類を整理していました。
朝7時半に起きると部屋のドアが開いていました。
「おかしい」と感じて、
部屋の中を全てチェックすると「やはり・・・」

カメラ2つと現金2000元ほど盗まれていました。
ホテルの部屋だからと安心していました・・・。
「ピピッ」と反応してからロックが解除されるのですが、
何故か開いていました。

朝から警察に通報して、
派出所に行き事情聴取をしていたのですが、
事情聴取の間に会議が入ってしまい2時間ほど待ちました。
すぐに対応すれば何かしらの手掛かりが掴めたかも・・・。

相手は警察ですので何も言えませんが、
ホテルで物が盗まれるというのは初めての事です。
発売日に購入して今まで大事に使っていたカメラが、
思いもしないところで盗まれてしまいました。

中国を甘く見ていたと実感しました。
最初の頃はドアの所に荷物を置いたりしていたのですが、
去年から大丈夫だろうと思いドアの所には置いていませんでした。
1週間分の写真も一緒になくなってしまいました。

今回は祁門紅茶の全プロセスを撮ったのですが、
このような形で使えなくなるとは思いもしませんでした。
盗まれるというのはやり場のない怒りが胸の中にあります。
パソコンが盗られなかっただけ良かったと考えます。
「備えあれば憂いなし」ですね。

午後からは工場で仕事をしていました。
夜、ホテルに戻る時にもう一度派出所へ。
ドアが壊れていない事などを事情聴取してもらいたいと伝え、
明日もう一度ホテルに来てもらいたいと言われました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月20日 (10:15) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江西省・ついに完成

午前中は中国茶繋がりの友達の店へ。
店に来るのは半年ぶりですがかなりの変化が。
店舗の隣に茶室を作っていました。
お茶の雰囲気が溢れ、心から落ち着きます。

お茶に関連する話をして、
夜また来ると伝え、まずはデザイナーのオフィスへ。
大部分のデザインは私とエニーさんで考えましたが、
細かい部分までしっかりと粘土で表現して頂きました。

納得の出来る仕上がりで大満足です。
来月末ぐらいから販売開始出来るように工場を手配。
生産ラインに少し割り込みする形で作ります。
茶器に描く絵の量を以前よりも増やしました。

一通り仕事を終えて、
夜は友達のお店へ。
お茶の事を色々と話し合いながら、
今回の旅の話などもしました。

中国茶を取り扱う者&学ぶ者として、
多くの産地を歩きたいし見てみたいと。
本だけの知識に偏らないようにしたいですね。
新茶を飲みながら夜の12時まで話していました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月19日 (10:12) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江西省・新たなデザイン

生産プロセスにおいて、
問題がある物を今回調整して帰ります。
去年に作り上げた茶漉しですが、
生産が非常に難しく今回新しい形にします。

今回の茶漉しは絵柄を描かないタイプにします。
茶器の柄を選ばない共通のタイプです。
私の大好きな蓮をイメージして作りました。
形を明日出来上がるので楽しみです。

デザインというのは本当に難しいです。
色々な角度から物を考えて形にします。
私達は何ヶ月に一回デザインを変える必要はないですが、
デザイナーの方は時間とのプレッシャーがかなりあると思います。

工場で色々と整理をしたりしています。
次回はいつ来れるかわからないのでなるべく細かく見ています。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月18日 (10:10) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江西省・景徳鎮の工場で

朝から市場視察に来ています。
絵柄が出回っているかを見ています。
見ている中でも多くの事を学びました。
景徳鎮や潮州のプリント物がすごく増えました。

以前のプリントはすぐにわかりましたが、
最近はレベルアップしていてわかりにくいです。
気にして見なければ私も見落としそうになりました。
このような技術が発展することはあまり嬉しくないです。

消費者の方に知識がなければすぐに購入してしまうでしょう。
実際今日も広東の方が手描きだと思って購入していました。
隣で広東語を聞いていて悲しくなってしまいました。
絵のレベルというのは非常に難しいです。

多くの事を知らなければ判断出来ません。
私も更に多くを学びレベルを上げたいと思います。

形や絵柄がコピーされていましたが、
中国においてコントロールする事は非常に難しいです。
新しい方法なども色々と考えないといけないですね。
やっと方向性が見えたような気がしました。

午後に工場に戻り、
昨日の整理した点を社員と話しました。
芸術の仕事ですので、普通の仕事とは違いますが、
品質の安定と仕事量のバランスを話しました。
考えて頂きそこからしっかりと答えを出して頂きました。

小規模な会社において、
社員との交流や目標設定が重要だと思います。
「この企業で頑張ろう」と思わないと頑張れません。
その為の要素は経営者が与える物が大部分だと思います。

まだまだ経営者と言えるほどではないですが、
私の方向性や考え方を理解して頂くこと。
社員の夢や目標をしっかりと受け止めること。
お互いが良くならなければならないと考えます。

工場長との話し合いにおいて、
問題点なども多々ありましたが、
今回のミスで彼も多くの事を感じたでしょう。
思考や行動はなかなか調整できないですね。

今日は夜の11時半まで工場で話をしていました。
明日は色付けとデザインの整理と修正を行います。
伝わらなかった部分をしっかりと話し合います。
根本的な部分から理解して頂くように頑張ります。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月17日 (10:09) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江西省・景徳鎮に到着

黄山発の景徳鎮行きバスが祁門に止まりますので、
このバスに乗り、次の目的地である景徳鎮に移動します。
景徳鎮に到着後、すぐに私達の工場へ向かいます。

景徳鎮の工場には半年ぶりです。
まずは、絵描きの先生方の仕事ぶりを見ていました。
そして形を作るラインも時間をかけて見ました。
やはり思っていた通りの問題が・・・。

仕事の精度はある程度あるのですが、
段取りの部分でかなりロスしています。
広州にいる時に何となく気付いていましたが、
実際に見て考えつかなかったこともありました。

まずは問題を全て整理しました。
自分が整理出来ていないと説明の順序が難しいです。
各部門毎にきちんと整理をして分けました。
整理しているだけであっという間に5時間が経過。

明日話をする事にして、
今日は工場長とじっくりと話しました。
やはり管理が最も難しいと一言。
仕事離れも早くなりつつあるこの業界。

色々な角度から話をして、
広州で管理している方法などで経験がありますので、
今後の話し方や対応の仕方などを伝えました。
簡単なようで最も難しい事だと思います。

今回は色が出ない状況を必ず打破して帰ります。
お客様にオーダー頂いている茶器もありますので、
ずっと調整したかった部分なのですが・・・。
色々な要素が含まれて難しい事もしっかりと理解しました。
しかし、必ず通らなければならない道だと説明しました。

どんな物でも悪い物から良い物を作る事が最も重要。
理由など言ってもお客様には伝わらないと厳しく説明を。
難しさや困難はわかるけれども乗り越えなければならない。
そして乗り越えることが自分達の仕事であると理解して頂く。

綺麗な言葉を言っても誰も喜ばない。
良い物を作ってこそ多くの方が喜ぶのだと。
理解するのは簡単だけど実行するのが難しい。と一言。
理解しているのであれば実行は簡単ですよ。と一言。

どんな事でも難しい事は本当にたくさんあります。
業界の人間にしかわからない事も多くありますが、
それはどの業界でも同じでそれを乗り越える人が優秀。
解しながらしっかりと説明出来たと思います。

今後どのようになるか見守るしかありません。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月16日 (10:08) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:安徽省・祁門紅茶の製茶工程

昨日と同様7時に製茶工場へ。
早朝から萎凋という作業を行います。
茶葉を萎らせてながら水分を蒸発させます。
熱風を利用して5時間。

製造方法を簡単に紹介します。
一次揉捻
二次揉捻
発酵
一次乾燥
二次乾燥
三次乾燥

ブログでは具体的には書きません。
ネットで公開するとコピーする方がいらっしゃいました。
その為、詳細については何らかの形で紹介します。
大変申し訳ありません。

朝7時から夜の11時過ぎまで工場にいました。
伝統的な紅茶の作り方から現代の紅茶の作り方まで
茶師の師匠にぴったりと付きながら多くの事を学びました。
書物に書いてある祁門紅茶とは差がありました。

国営企業から民営化され、
多くの事を失いましたが、
失う以上に得た物もあります。
祁門紅茶の戦いに参戦していきたいと思います。

現代化された祁門紅茶の最高級品。
以前の祁門紅茶とは遙かに違う味わいと香り。
進化した祁門紅茶の純度と柔らかさに幸せを感じた一日でした。
素晴らしいお茶は素晴らしい産地からしか出来ません。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月15日 (10:06) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:安徽省・祁門紅茶が見れない

朝7時から茶葉を作り始めるので、
7時に市内から少し離れている製茶工場へ。
昨晩電話をすると大丈夫と言っていたのですが、
茶葉がほとんど採れなかったそうです。

実際採れないというよりは、
緑茶にしてしまったというのが正しい答えです。
昨日は午後から雨が降った為、茶葉が水分を多く含んでいます。
紅茶を作るには適していません。

その為、今日は紅茶を作りません。
スケジュールを1日ずらすことになりました。
これは農産物ですので仕方ありません。
自然とうまく付き合う方法でもあります。

お茶畑を訪れるといつも思うこと、
人間はいつもパソコンや車を使い、
不自由しないので偉そうに感じてしまいますが、
自然と向き合うと悲しいほど無能に感じます。

自然や農産物というのは天からの恵み。
良い環境、気候、土壌、雨、水、霧等々がお茶を育みます。
どれも人間がコントロールすることは不可能です。
個人的には、だから中国茶は難しくて面白いと感じます。

「中国茶は生きている」

今日は諦めて祁門県を散策することに。
何年も前に訪れたこの街は非常に小さな集落のような街でした。
今では多くの店がぎゅっと集まり多くの人が生活する街に。
世界に羽ばたく祁門紅茶が街にも潤いを与えたのでしょう。

そんなことを話しながら街を歩き、
夜は祁門紅茶をテイスティングしていました。
素晴らしい原料で作られた最高級祁門紅茶は美味しすぎる。
これが祁門が世界に誇る祁門紅茶の底知れぬ実力である。
5kgのみですが仕入(奪い取る!?)ました。(^^;)

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月14日 (10:05) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:安徽省・祁門に到着

午前中のバスで「祁門」へ。
昨晩から久しぶりの雨が降り、
山道を走るのでいつもより遅れて祁門へ到着。
すぐに宿を探し祁門のお茶市場を視察。

びっくりするほど人がいました。
緑茶の黄山毛峰で市場がお茶の山へ。
時期的に良い茶葉が減り、茶葉の量が増えます。
明前後の現在ではかなりの量が取引されています。

この時期は緑茶が高く販売出来るので、
鮮葉はほとんど売らずに乾燥しない状態で販売します。
市場で最後の火入れをして業者に販売しています。

紅茶のマーケットを見ながら、
ほとんどの店舗を視察しました。

マーケットからぐちゃぐちゃになっていました。
紅茶の基準が難しくなっています。
紅茶というのは混ぜて等級を作っています。
混ぜ具合というのが各工場で異なります。
今後資料を作ってお伝えしなければならない点だと実感しております。

今日は午後から雨が降っていて明日のお茶に影響がありそうです。
明日は工場に行き、祁門紅茶の全行程を見ます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月13日 (10:04) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:安徽省・安慶へ

早朝から霍山お茶市場の視察へ。
近隣からお茶を持ち寄る農家が溢れていました。
マーケットがすごく大きく人の数もかなり多くいました。
鮮葉と乾茶の両方が取引されていました。

雨前茶にしては形が揃っている茶葉が多く、
茶摘みは丁寧に行われているのがわかりました。
ただ製法が良くないことがわかりました。
茶葉の色があまり良くないです。

ほとんどのお茶屋さんを視察しましたが、
伝統的な技法で作っている茶葉を見つけられませんでした。
腑に落ちない現状が目の前にありました。

予定が詰まっている事もあり、
午後のバスで安徽省西南部最大の街「安慶」へ。
「祁門」に行くために「安慶」で乗り継ぎをします。
安慶のバスターミナルの前のホテルで泊まりました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月12日 (10:02) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:安徽省・霍山へ

午前中に鮮花lingのお茶屋を視察。
良い茶葉もありましたが全体的にはそれほど多くない。
ギフト用で缶に詰めている六安瓜片を見ました。
価格と質のバランスが合わないと感じましたが、
缶に入れてしまえばわからないか・・・と。

綺麗な缶に入っている茶葉を多くの業者が取り扱いますが、
パッケージと中身はイコールではありません。
現実と理想の差かも知れませんね。

多くの社長と色々な角度から話をしました。
お茶を販売するという目的の社長から、
六安瓜片の文化や伝統を伝えようとする社長まで。
これが中国茶の難しく面白い所でしょう。

口で格好良い事を言うのは簡単です。
格好良い事を言うのであれば裏付けのある品質が必要と、
私個人的には思うのですが、これも非常に難しい。
本だけの知識を並べてもそれは建前だけの物。
核となる部分はそんなに簡単に見えないし触れない。

お茶を販売している人間が言う言葉ではないですが、
中国茶の文化や歴史や風俗を見た一人の日本人として感じる事です。
何でも練習や勉強をして少しずつ上手になったり詳しくなります。
それはどんな事でも同じです。簡単な事などありません。
だから挑戦と努力が必要なのです。

お昼にこの街を離れ、
霍山へ向かう場所の分岐点で降りる。
街の人の話ではこの分岐点でバスを待てば大丈夫と。
道沿いにある小さな商店で霍山行きのバスは、
何時ぐらいに来ますか?と聞くと5分前に行ってしまったと。

次のバスは5時過ぎに来るんじゃないかな?と一言。
来るんじゃないかな?と言われてしまい困りましたが、
田舎町ですのでバスの本数も非常に少なかったです。
仕方ないので3時間ほど待つことに。

商店のおじいさんが1歳の子供の面倒を見ていました。
子供を紐で結んで、その紐を後ろからおじいさんが持っています。
手動の歩行器と言えば簡単でしょうか?(^^;)
待ち時間が長いので子供と遊ぶことにしました。

子供と遊ぶこと30分。
1台の車が「霍山に行く道どっち?」と、
おじいさんに道を尋ねていました。
おじいさんは答える前に友達を乗せていってくれないか?と、
運転手の方もすぐに「乗ってけよ!」と。

3時間待つ覚悟をしていたのですが、
こんなラッキーな事が。昨日に続き運が良いです。(^^)
1時間半ほどで霍山に到着してお茶市場で降ろしてもらいました。
いきなり目的地に到着!(^^)

近くに宿を探し泊まりました。
夕方までの時間をお茶市場視察しました。
霍山黄芽を多くの店が取り扱っていてびっくりしました。
これほどの量があるとは考えてもいませんでした。

茶葉をよ〜く見ると伝統的な技法でない事がすぐにわかりました。
お店の人に色々な角度から質問をすると知らない方がほとんど。
お茶の生産と販売が分離しているのは個人的には良くないと感じる。
お茶を作る苦労や微妙な加減というのが一番難しいのです。

伝統的な技法で作られた霍山黄芽はなかった。
現代化が進む中国茶市場に伝統が飲み込まれてしまった。
悲しいですが、現実としてきちんと受け止めることも大切。
これからの方向性をきちんと考えなければ。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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(09:57) | コメント(0) / カテゴリ:

二〇〇九年中国茶之旅:安徽省・蝙蝠洞へ

午前中にホテルを出て、鮮花lingへ。
途中の景色に私とエニーさんは圧倒されました。
素晴らしすぎる景色が見えたのです。
これはテレビの世界なのでは・・・。

綺麗な湖に、
山が重なり、
「神秘」としか表現できない世界。

街に到着してすぐに蝙蝠洞へ向かう。
蝙蝠洞までは船で移動します。
良い茶葉は陸路のみでは行けません。
小さな船に揺られて50分ほどで村に到着。

ここで一人のお茶作りの方に案内をして頂く(師匠)。
蝙蝠洞までは10kmぐらいの道のりがあるそうです。
平地を歩くのでもかなりの時間がかかりますが・・・。
意を決して歩き始めました。

山の頂上まで登るまでに1時間半が経ちました。
もうそろそろと師匠は言うのですが、
道が見当たらないと仰りました。(^^;)
それから道を探すために散策が開始されました。

師匠も焦りを隠せない状況になりましたが、
「焦らずに冷静になり探しましょう。これも運命です。」と、
師匠と話をしながらひたすら探すこと1時間以上。
道らしい道をチャレンジしますが全て違いました。

仕方なく来た道を戻ります。
蝙蝠洞を背にして戻るのは本望ではありませんが、
師匠が道が見つけられないので仕方ありません。
半分以上下りた所でお茶摘みをしている夫婦を発見。

その夫婦に聞くとだいぶ前の分岐点で間違えていました。(^^;)
すでに2時間半以上歩いて足もかなり疲れています。
師匠が「行くか?」と嫌な顔をせずに言ってくれました。
責任を感じている事が私にも感じ取れました。
私もこのままでは帰りたくない。「行きましょう師匠!」と。

師匠に頭を下げて再度山に向かいます。
ここまで来て写真を撮らずには帰れない。
原産地がこの目で見たい。という気持ちで一杯。
その反面、心身共に「戻る」という事が負担に。

足もかなりパンパンでしたが、
師匠の後を必死に付いていきました。
私と師匠の間には会話はなくただ歩いていました。
間違えていた分岐点をきちんと曲がり突き進みます。

この道は最初だけ道らしくなっていますが、
その後は道と呼ぶことの出来ない状態です。
竹や木がばたばたと倒れていて道を塞いでいます。
道を切り開くという表現が正しい状況です。
疲れている体にこれがまた堪えます。

山頂が近くなりそろそろでは?と感じていたときに、
私が「あれじゃないですか?」と指を指すと師匠が「違う」と、
小さなお茶畑と大きな岩が見え、私の魂がここだと言っていました。
違う方向へ歩きそうな師匠に「私が見てきますと」一言。

大きな岩がゴロゴロしている場所に、
大きくはないお茶畑が広がっていました。
私の中で根拠のない確信がありました。(^^;)
大きな岩に割れている部分を発見。

近寄ると長さが20mぐらいあります。
30cmほどの穴を見て「これだ!」と一言。
師匠が「あったのか?」と離れた所から声がしました。
「ありました!」と師匠に大声で伝えると「今行く!」と。

師匠も「確かにこれだよ。」と一言。
何か引っ張られるようにしてきたこの場所。
運命を感じた瞬間でした。

多くの六安瓜片を取扱う農家や業者がいる中、
本物を見る為に歩く私を導いてくれたように感じました。
だからこそ私もこの蝙蝠洞の最高級六安瓜片を取り扱います。
そしてお客様に本物を伝えていくとこの蝙蝠洞に誓いました。

山を降りる時には6時を過ぎていました。
渡し船の船長は5時に帰ると言っていたので、
電話をしたいのですが電波がまったくありません。
最悪農家の方のお家に泊まらせて頂こうと決意。

師匠の家に到着すると、
船着き場の所に船が一艘。
暗くて微かにしか見れませんが・・・。(^^;)
もしかしたらと思い歩いていくと船長がいました。

「やった!帰れる!」
泊まっていけば良いじゃないかと師匠が言ってくれましたが、
来年時間を作ってお世話になりますと伝えました。
星がはっきりと見える夜空を眺めながら戻りました。
これを運命と呼ばずに何と表現すれば良いのだろう。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月10日 (16:06) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:安徽省・金賽に到着

午前中にホテルを出て、金賽へ。
バス乗り場が以前の所から西に移動していて、
仮設的なバスターミナルでした。
周辺には何にもない素晴らしく辺鄙な所です。

バスで移動中「葉問」という映画を見ました。
広州にいる時に見たことがありましたが、
個人的に葉問の落ち着き具合が大好きです。
武術には色々な事が含まれていると実感出来ます。

台詞の中で、
「妻を怖がるのではなく、尊敬している」
というニュアンスの文章がありました。
素晴らしい響きに感動してしまいました。(^^;)

金賽に到着後、
すぐに近くのホテルにチェックインして、
お茶屋さんが集まっている所を視察。
ここでも外山の茶葉を扱う会社が多かった。
明日は原産地に向かいます。

夕食は街の屋台で食べたのですが、
筍と塩肉の炒め物がおいしすぎてびっくりしました。
今回の食事の中でNo.1はこの料理でしょう。(^^;)
大満足でホテルに戻り、明日に備えます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月 9日 (15:58) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:安徽省・合肥に到着

午前中南京を出発して合肥へ。
清明節の休みと重なりチケットが購入困難。
3時間後のチケットを購入できました。
お昼に出発して3時間弱で到着しました。

バスターミナルの近くに宿を見つけ、
すぐにお茶市場の視察に。
大きなお茶市場かな?と期待していたのですが、
思っていたほど大きくなかったです。

安徽省の緑茶をメインに販売しています。
1/4ぐらい安渓鉄観音を取り扱っている店がありました。
緑茶の宝庫と呼ばれる安徽省でも売れているようです。どこの地域でも浸透している安渓鉄観音はすごいですね。

色々な地方の茶葉を取り扱っている店がほとんど。
安徽省の茶葉とはいえ安徽省はものすごく大きいです。
多くの茶葉を網羅するのは非常に難しい事です。
では何故多くの茶葉を取り扱えるかわかりますか?

是非考えてみてください!
答えは気が向いたら書きます。(^^;)

茶葉の種類が豊富にあるという事は、
自分の勉強になると思い一つ一つじっくり見ます。
本物と比べて色、形はどうかと色々と見ています。
良いことも悪いことも含めて勉強です。

簡単に食事をしてホテルに戻りました。
エニーさんと中国茶のマーケット及び今後の展開など、
様々な角度から話をしたのですが二人が共通していたこと。
それは「真実」と「原産地」という二つは譲れない。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月 8日 (15:57) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江蘇省・南京を散策

朝から大隠茶館(友達の茶藝館)に行き、
古箏の指使いを習いました。
今年古箏をこつこつと学びます。
仕事以外に新しいことに挑戦します。

中国茶の事もこれからじっくりと学びますが、
もっと中国という国に携わりたいと感じています。
古箏を選んだ理由は、中国で最も古い楽器であること。
古くから宮廷音楽と言われ皇帝が聞いていた楽器です。

音色に落ち着きがあり、
心に染みこむような優しさが魅力です。
3つの指の動きを教えて頂きました。
しっかりと練習したいと思います。

お昼ご飯は古い建物で魚料理を頂きました。
揚子江で養殖された魚がメインのコース料理でした。
炒め物、煮込み、蒸しと色々な魚を頂きました。
臭みがほとんどなくおいしかったです。

午後は古箏を見に「夫子寺」を訪れました。
茶藝館の友達の師匠が開いている教室を見ました。
教室というよりは昔の建物の中にある「寺子屋」という感じです。
毎年2回ほど古箏の演奏会をしています。

夕方茶藝館に戻り一緒に食事をした後、
私が毎月社員に行っている講座の話になり、
茶藝館の社員に目標、道徳、歴史、知識、社員の五項目を
1時間半ほど色々な角度から話をしました。

多くのことを学べたという温かい意見を頂きました。(^^;)
忙しい毎日に追われ、大切な事が見えなくなります。
時々足下や頭を整理することが大切だと思います。
そして新たな気持ちで取り組むことが仕事を楽しくします。

広州を離れてからお茶やビジネスの事を考えていたので、
急に言われて話す内容に困りましたが、
友達の茶藝館の為になるように気合いを入れて話しました。
若い頃は苦しみを存分に味わいましょうと!(^^)

苦しみや辛さを乗り越えた人間は強くなります。
だからこそ飛び込むぐらいの勢いが必要だと。
今の若い子達には難しいかも知れませんが、
経験以外に成長する方法はありません。

明日は午前中に合肥に向かいます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月 7日 (15:56) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江蘇省・南京に到着

丁山から宜興北バスターミナルへ移動し、
その後、宜興北から南京へ移動しました。
清明節の休みと重なりバスターミナルは人の海。
チケットも4時間後のチケットになりびっくり。

通常ですと次の便のチケットが購入可能ですが、
休日になってしまうとあっという間に完売。
里帰りや親戚に会いに戻る人が多いという事です。
特に清明節はお墓参りする方が最も多いです。

南京に移動後、友達の茶藝館へ。
南京に訪れるのは2度目ですが、
市内の位置関係はまったくわかりませんが、
目的がはっきりしているので地図は購入しません。(^^;)

茶藝館は古い建物を改造して作りました。
これがまた非常に落ち着きがあり素晴らしい。
文化や歴史がグッと詰まった建物に茶文化が加わる。
中国が考え直さなければならないポイントでしょう。

茶藝館は至る所にありますが、
ここまでしっかりと作られている茶藝館は少ないです。
きちんとした知識や思考が良い茶藝館を作ります。
素晴らしい茶藝館で学ぶことが非常に多かったです。

商品の並べ方などにも拘りがあり、
取り扱っている茶器も多数有りました。
その他にも工芸品が多くあり目の保養になりました。
良い物を見ることは重要ですね。

今後の中国茶業界の事や、
中国茶、中国茶器に関する話を色々な角度からしました。
本当に良い物を求めている方に良い物を提供できない現実。
中国茶を販売する側の最も切実な悩みでもあります。 南京の有名な料理を頂きました。
どれもまとまりのある味でおいしかったです。
友達と過ごす時間ほど貴重な物はありませんね。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月 6日 (15:54) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江蘇省・劉志明老師の紫砂壺

昨日から紫砂壺の市場を見続けています。
多くの事に気付きがあり、非常に面白いです。
色々な角度から見ることが出来るようになりました。
手工と半手工の差をどのように紹介するかなど。

紫砂壺の世界は非常に深く、
私もまだまだ学ばなければなりません。
午後からは劉老師に向かいに来て頂きました。

ChineseLifeでは高級な紫砂壺は、
劉志明先生の紫砂壺を取り扱っていこうと思います。
手にした時の質感が全然違います。
紫砂壺も見る目が育つと自然とわかります。
まるで茶葉と同じようですね。

半年ほど会っていませんでしたので、
お互いに近況を話し合いました。
劉先生と寇丹先生で貴州メインの紫砂壺を作っています。
2009年から常に忙しい日が続いているそうです。
今月中旬から雲南省昆明の博覧会に参加されるそうです。

今年は私達も本格的に紫砂壺を販売します。
今まで日本のネットショップでは販売していませんでした。
販売するからにはきちんとした形で作らなければなりません。
去年は茶藝師試験など新しい事が常にありました。

今年は私の講座が始まり店舗内での仕事が増えましたが、
HPの更新や販売などが追いついていませんでした。
今年はスタッフを増やしより安定した状態を作ります。
そしてより良いHPで中国茶を紹介していきます。

中国茶と切っても切れない関係にある
・陶都 宜興
・磁都 景徳鎮
上記の紹介もきちんと行います。

本当に良い物を扱うからには、
きちんとした説明がなければならないと感じています。
良さや楽しみ方もしっかりとわかるようなHPを作ります。
まだ時間はかかると思いますがこつこつと作ります。

劉先生と一緒に食事をさせて頂きました。
明日は南京に移動しますので早めに休みます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月 5日 (15:45) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江蘇省・紫砂壺の市場を把握する

午前中から市場を見ています。
一軒ずつ見て、お店の人と少し話をしたりします。
消費者の方達に対してどのような話し方をするかや、
複雑な部分をどのように説明するかなどを聞いています。

向こうの方達(店員or社長)から見れば、
面倒な客だなと思っているかも知れませんが、
どのような話し方をしているのかも把握しなければ、
今後消費者の方が買い物をする時にどう対処するかわかりません。

使用している泥(原鉱)から制作手順まで色々聞きます。
1日色々なお店を見て質問などをすると、
紫砂壺を販売しているけどきちんと理解している人が少ないです。
ビジネスとして考えた場合、知識は必要ないと感じる方が多い。

販売者の知識量が少ない場合は、
消費者に渡すことの出来る知識も少ないです。
消費者は理解しないまま購入するケースが大部分です。
紫砂壺が芸術品〜普及品までのレベルがあり難しいです。

朝から一日中紫砂壺を見ていました。
見なければわからない事も多々あります。
色々な技法や手法が増えているのを把握しています。
今日も多くのことを学べました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月 4日 (15:37) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江蘇省・丁山に到着

蘇州東山の農家の方達から多くの事を学び、
自分の中でも色々な形で伝えなければと考えながら、
朝食を簡単に食べて東山を離れます。

来たとおりに蘇州南バスターミナルに戻り、
宜興行きのバスチケットを買いすぐに移動します。
移動する時間をなるべく短縮する事を常に考えています。
限りある時間を有効活用しなければなりません。

午後に宜興バスターミナルに到着。
そこから丁山という小さな街に移動します。
丁山に到着後、ホテルへチェックインして市場へ。
最近の状況を把握する為に市場は必ず見ています。

全体を把握しなければ、
井の中の蛙で終わってしまいます。
良い知識を持っていても市場の動きを把握しなければ、
現在という市場では闘うことが出来ないでしょう。

紫砂壺の基本は簡単です。
最終的に肝心な事は泥が良いか悪いかです。
色を作ったり、加工したりというのは市場の動きがありますが、
基本的には振り回される必要のないポイントだと感じています。

初心者などには非常にわかりにくく、
騙そうとする方があまりにも多いので、
紫砂壺の市場というのはほとんど安定しません。
ここでは知識や目利きに頼るほかありません。

明日は大きな市場を回るので、
今日は早めに休みます。
移動の連続だと感じている以上に体が疲れます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月 3日 (15:30) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江蘇省・洞庭碧螺春を作る

朝から一緒にお茶摘みをしました。
最近ではお茶摘みやお茶作りをする若者がいなく、
茶農家の高齢化がどんどん進んでいるそうです。
若者がお茶をする事が少し不思議と言っていました。

天気は良かったのですが、まだまだ寒いです。
今日の最高気温は12度なのでダウンが離せません。
もくもくと5時間ほどお茶を摘んでいました。
非常に大変な作業です。

何が大変かと言いますと、
清明節の前なので新芽か一芯一葉の状態を摘みます。
その為、お茶摘みの際も茶葉が見えにくく摘みにくいです。
摘む手間も他の茶葉の何倍も大変です。

摘んだ茶葉を持ち帰り、
昨日と同じ茶葉を綺麗にする作業を行います。
座りながらもくもくと行われるこの作業は地味です。
しかしここで整理しないと良いお茶を作ることが出来ません。

綺麗にした茶葉を一気に作ります。
今日は考えもしないようなミスを・・・。
私とエニーさんも真剣にお茶作りをしていて、
写真を撮るのを忘れてしまいました・・・。(゜◇゜)ガーン

胸の中にはきちんと刻まれたから大丈夫だよねと、
エニーさんと農家の方と一緒に大笑いしました。
今回、農家の方達とお茶について熱く語ったことは、
私達がより具体的にお客様に伝えられるように努力します。
本物の素晴らしい茶葉が出来ました!農家の方々お疲れ様でした!

ホテルに戻り、今日こそは連載を終わらせなければ!
無事に連載の記事が出来上がりメールで送りました。
かれこれ2年以上書いているのですがまだまだ慣れません。
文章を書くのは本当に難しいです。
但し「継続は力なり」という言葉を実証できるよう頑張ります♪

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月 2日 (15:28) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

二〇〇九年中国茶之旅:江蘇省・蘇州東山

朝のバスに乗り東山に向かいます。
蘇州市内から約1時間程で終点の東山に着きます。
そこから碧螺春が作られている場所まで三輪車で移動しました。
農家のすぐ側にある宿に泊まりました。

今日は東山の観光地を見ました。
お寺と古村(古い建物が残っている博物館)に行きました。
古村は昔の物が綺麗な状態で保存されていて面白かったです。
歴史のある物を見るのも一つの勉強です。

その後、観光客を装い碧螺春を見に行きました。
色々な種類がありましたが、偽物もありました。
見た感じは何となく浙江省の茶葉ではないかな?と思います。
やはり外から仕入れて販売している茶葉もありました。

東山に旅行に来たりする方で、
お土産に本場の茶葉を買おうとしている方が、
原産地で偽物を掴まされてしまう現実がここにもありました。
茶葉は見ることが出来なければ本当に難しいです。

手工(手作り)と表現する物が一番良く、
機械で作った物が二番なので安くなると言っていましたが、
東山の本物の茶葉に関しては(私が知る限り)、
機械で作っている茶葉はないでしょう。
鉄鍋の中で音を立てながら茶葉になります。

その後、お茶作りを行いました。
一日かけて摘んだ茶葉をきちんとした形に再度手を加えます。
大きな茶葉や枝が長い茶葉などをきちんと整理します。
見た目は簡単に見えるのですが大変な作業です。

農家の方と一緒に2時間ほど茶葉を綺麗な形に整えました。
そして最高級の明前茶東山碧螺春を作り始めます。
最初鍋に茶葉を入れる際に鍋を熱します。
200度以上ある鍋の中に温めてから茶葉を入れると、
ぱちぱちという音が聞こえ茶葉を炒めます。

私が中国茶と接して
「中国茶は生きている」と感じる所です。
中国茶を飲むのは簡単ですが作るのは大変です。
約45分かけて茶葉からお茶を作ります。

私も一緒に作らせて頂きました。
口で話すだけでは本当の良さを感じられない。
少しでも良いから農家の方の苦労を共有したい。
そんな気持ちでお茶作りを5時間ほどしました。

農家の方と非常に多くの事を話しながら、
楽しくお茶作りをさせて頂きました。
理解してくれる方が減っている中国茶と感じるそうです。
私も同感ですので本当に多くの事を語り合いました。

中国茶・中国茶器・中国茶道具と、
一歩ずつですが本物を追求している私達の理念。
しっかりと理解して頂けましたので私達も嬉しかったです。
街灯のない真っ暗な道を歩きホテルに戻りました。
今日も連載の記事を夜中までもくもくと打ちました

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2009年4月 1日 (15:26) | コメント(0) / カテゴリ:中国茶之旅

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